ヨーロッパで当時のポルシェ 911(ナローポルシェ )の塗装状態を目にしてきたオーナー様から何度もダメ出しされながら、仕上げてきました。
このたび、やっと認めていただき納車の日を迎えました。当たり前なんですが、カラー番号通りに丁寧に仕上げてもダメなんです…。まして、珍しいカラーの場合、他に比較するものがなく、業界の大先輩からご指導もいただきましたが、やはり最後はオーナー様の目が頼りになりました。”陶器のような肌””しっとりとした風合い”…… なんとか表現できたと思います。
パーツもほぼ全て取り替えた(これまた苦労しました…)こともあり、1972年当時の輝きが蘇えりました。エンジン、トランスミッション、全てを生きる伝説 A 氏がフルレストアしたこともあり、これまた強烈なプレッシャーでしたが、A氏にもお褒めの言葉をいただき、これまた感無量です!
振り返れば、それからの仕事の一里塚であったと言えるように頑張ります!!